ミニバイクに抜かれるディーゼル特急の話。

かつての国鉄時代。大阪から米子までディーゼル特急「まつかぜ」に乗りました。

堂々の13両編成食堂車が連結されている。今や食堂車はおろか車内販売さえリストラで無くなり、編成も短くなった現在とは大違いでした。

まつかぜは、なるほど尼崎までは堂々の走りをするものの、尼崎から先福知山線に入り山間部の勾配線になると並走する自動車はもとよりミニバイクにも抜かれる鈍足ぶりでした。

それもその筈。当時のディーゼル車は特急も急行も普通用も全てエンジンの性能が同一で、車内設備が多くなりその分重量増になる特急車パワー・ウェイト・レシオ上不利になるのです。

それを解消すべくガスタービン車が開発されましたが、騒音オイルショックの余波で過大燃費が槍玉に挙げられ終わってしまいました。

現在のディーゼル車は、写真のスーパーはくとでは、まつかぜの倍のパワー(700馬力)があり、最近では1,000馬力のものまであるとの事。

大阪−鳥取の所要時間も、まつかぜで3時間近く掛っていたのを、スーパーはくとでは平均2時間30分に短縮しました。所要時間を短縮した事により”特急列車”と言うよりは都市間シャトルの性格が強くなり、前述のサービスの後退もあいまって、味気の無いものになった感が否めません
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